メイドカフェに行ってきた

どうもズャです。

 

この記事はWMMC Advent Calendar 2021の6日目の記事です。

adventar.org

 

えー、ただいま12/05(日)23:53ですが、ここからRTA気分で書き始めていきます。すでに眠いですが頑張って書ききります。12/08(水)です。遅れまして大変申し訳無いという気持ちでいっぱいです。

 

さて、タイトルの通りメイドカフェに行ってきたので、どんな感じだったのかを書いていこうと思います。

 

メイドカフェといえば、メイドに扮した店員さんが可愛い仕草やおもてなしで癒やしてくれるあれです。

秋葉原にパーツを買いに行くものなら誰しも2階のテラス席から”めいどりーみん”の店員さんが顔を出しているのを目にしたことがあるでしょう。

それに加えて、近年ではメイドに飽き足らずコンセプトカフェとして忍者カフェやけもみみカフェなどが乱立し、まさに時代は群雄割拠という有様です。

土日のアキバでは、表通りも裏通りもコンセプトカフェのキャッチが歩道に大量に湧いているのを見ることができます。

 

さて、私も学生の時分は千石や秋月に足繁く通うマウサーでした。

アキバに行く途中のメイドさんやキャッチの集団を見て、「一度くらいは行ってみたいな〜」と思いつつ、高額のメニューに手を出す気が起きなかったり「お金は全部パーツに充てる」といった素晴らしい向上心

嘘である。この男、超興味津々だったのに恥ずかしくて一人で行く勇気がなかったので言い訳を並べているだけなのだ。

 

そんな私も社会人となり、土日に金と暇を持て余すようになったので、羞恥心より興味が勝ったメイドカフェへ今回レッツらゴーすることにしたのでした。

 

秋葉原メイドカフェは幅広いジャンルで存在し、サービスや特色も様々です。

 

でもこっちはメイドカフェ初心者。超王道の「萌え萌えきゅ〜ん♡」や「美味しくな〜れ!」、メイドさんの踊りに野太いコールをしたくて行くんや。

ということで、一番大手であるところの「めいどりーみん」の「秋葉原 電気街口駅前店」さんへお邪魔することにしました。

メイドカフェ・メイド喫茶【めいどりーみん】| 秋葉原、大阪、名古屋、小倉、他全世界17店舗展開中!

秋葉原 電気街口駅前店|メイドカフェ・メイド喫茶ならめいどりーみん

 

メイドカフェに安定を求めるなら、めいどりーみんの中でも一番大きい店舗でライブ空間も充実した「秋葉原 LIVE RESTAURANT Heaven’s Gate」さんにすれば良かったではないか?という意見を出したそこのあなた!

死刑です。

友人には周知のことですが、筆者は込み入った地形の街歩きが苦手です。変な通りに何も考えずにふらっと入ってしまったりするくせに、その記憶がなくて自分がどこにいるか分からなくなることがよくあります。

まあつまるところ迷ってしまったので、電気街口駅前店のメイドさんに道を聞こうと思ってそっちの店舗を目指したのでした。

しかし、店先に客引きで居たメイドさんがめちゃんこ可愛く見えた(理由は後述)のでそのまま入店と相成ったんですね〜

 

さて、客引きしていたメイドさんに連れられるままビルに入り、エレベータに乗ります。

このメイドカフェはビルの上階にあって、窓などは一切ない空間になっています。

店舗の賃貸費用の節約や、外から覗かれることへの対策をしているためなんじゃないですかね。

エレベータの中では「ご入国(?)は初めてですか?私研修中で拙いところもあるかもですけど、精一杯ご奉仕しますね!」的なことを言われて、エヘエヘしつつ到着。

中に入るとレジがあり、その奥にテーブル席がいくつかあるんですが、かなり詰め詰めに作ってあって「狭いな」という印象を受けました。

店内撮影は出来た気がしますが、メイドさんを撮るのは禁止です。こじんまりした店内(しかも壁に鏡付き)でメイドさん抜きで店内を撮るのは不可能だったので、写真はないです。

しかし、鏡で空間を広く見せる工夫によって、こじんまりでもそこまで圧迫感はないです。むしろメイドさんが席をスレスレで通ってくれるのは大きなメリットだと思いますよ(他人事感)。

 

そういえば『客引きで居たメイドさんがめちゃんこ可愛く見えた』みたいなことをほざいてましたが、店にいるメイドさんを見回してみると皆可愛いんだ。

壁にメイドさんの写真が貼ってあって、実物も十分可愛いことが分かるんだけど、現在コロナ対策でマスクをしているので5割増しでめちゃんこ可愛く見える。

メイド服+マスクだから病み系の見た目になっているのもいとおかし。そこは個人の良し悪し分かれそうだけど、好きな人にとってはどストライクだと思いますよ?

 

席に案内されると、さっきのメイドさんがメニューを持ってきて「ご入国料金」について説明し始めた。

ご入国とはいわゆるチャージ料金で、メイドカフェで空気を吸っていると1時間につき700円かかる料金のことである。

学生の頃は「意味が分からない、これだからメイドカフェには行く気起きないんだよね」とか思っていたが、何も頼まないけどずっと居座る客が居ても困るし、回転率を上げる意味でもまっとうな取り組みだと思われる。(まあちょっと高くね?とは思うが...)

こういったチャージ料金のかからないメイドカフェもあるので、興味のある方は調べてみるとよろし。

個人的には700円払えばメイドさんにダル絡みしても(しませんが!)罪悪感がそこまで起きなくなるので払うのに抵抗はなかった。

 

さて、ご入国にOKの意思を示すと、「パスポート」なるものを作って貰えて、そこに自分が呼んで貰いたい名前を「〜ご主人様♡」というようにメイドさんのくるくる文字で書いてもらえる。

これはなかなかに良かった!メイドさんが書く文字は可愛くなるように計算されていて見ていて感心するレベルだったし、名前の両側にハートとか書いてもらえる。

また、普段の自分とは全く違う名前で、しかも親しげに名前を呼んでくれるというのはけっこう癒やされます。

私はそういうシステムを全く知らなかったので適当なアニメキャラの名前にしてもらったが、「ちょっと惜しかったな〜」と思ったので、もしメイドカフェに行こうと思っている人は呼んでほしい名前を真剣に考えていくことをおすすめします。

余談ですが、このとき対応してくれたのは客引きのときのメイドさんではないけど、またもや研修中のメイドさんでした。

この方も研修中だからか口調とか安定してなかったんですけど、素がちょっと見えてるのが逆に良かったです。そういうのってあるよね。

 

ご入国の儀式を済ませると、メニューを渡されます。

フード、ドリンクメニュー|メイドカフェ・メイド喫茶【めいどりーみん】秋葉原、大阪、名古屋、小倉、他全世界17店舗展開中!

いろいろ美味しそうなメニューがたくさんあるが、王道を味わうために来ているんや。

迷わずオムライスを選択。

『ふたごのくまたんオムライス』以外もちゃんと絵を書いてくれるのでご安心あれ。

 

オムライスが来るまでの間、メイドさんが歩き回ってひらひら揺れるスカートを満面の笑みで追って時間を潰していると、結構服装がバラバラなことに気づきます。

研修中のメイドさんは普通の膝上5cm位のスカートだけど、ベテランっぽい人は針金で膨らんだ超短いスカートで、動くたびにしょっちゅう中が見えるようになっている。羞恥心に慣れてきたら服装を変えるのかしらん。

あと、11月なのにもうサンタの衣装の人とかもいた。ハロウィン以降イベントないからって先走りすぎでしょ。

でも見てる分には飽きなくて良かったです。

 

 

オムライスが運ばれてくると、ケチャップを持ったメイドさんが「なんの動物の絵が良いですか〜?」と問うてきて、『〜ご主人様大好き♡』とか『萌え萌え♡』みたいなのを勝手に想像していたので面食らった。

もちろん言えばやってくれたのかもしれないが、恐らくこの方達はケチャップの動物の絵を何時間も練習してこの場に立っているに違いない。

その努力に報いるためにご主人様が出来ることは、「なんの動物が得意なんですか〜?♡」と聞くことのみでしょ。

 

かくして私のオムライスには↓のような可愛いネコちゃんが描かれることとなった。

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オムライス(メイドカフェでの唯一の写真)

確かに、もはや一般向けにまで発展したメイドカフェ、特に外国人もよく来るであろうめいどりーみんのような大手メイドカフェでは、萌え萌えした感じよりこういった方が言葉が分からなくても可愛いし無難なのだろう。

筆者はテンパって言われるまま頼んでしまったが、多分頼めば(クオリティの保証はなくても)いろいろ書いてくれると思います。

限界攻めたの頼んだことあるよ〜って人は教えてください。次回の参考にします。

最後に「美味しくな〜れ、萌え萌えキュン♡」をやってご満悦。えー、大満足であります。

 

 

普通に美味しいオムライスをまくまく食べていると、急に「あちらのお客様からライブが入りました〜!」とコールが入った。

ライブとは、ステージ上でメイドさんが曲に合わせて踊ってくれるパフォーマンスのことである。

私は決められた時間(1時間ごと?)にライブをやるものだと思っていたが、誰かが頼まないと敢行されないものらしい。確かにメニューに『ライブ1200円〜』とか書いてあった。

でも公式ページには2時間毎にお楽しみライブって書いてある...

筆者が滞在した1時間ではこのお楽しみライブとやらは無かったので、タイミングが重要なのかもしれない。

どうしても確実にライブを見たければ、1200円〜の課金を覚悟していく必要がある。

もしくはお客さんがたくさん入る大型店舗に行って誰かが頼む確率を上げるとか。

 

ライブ自体はとても良かった。

オタクなら必修科目と言っても過言ではない「恋愛サーキュレーション」を、メイド服の女の子が可愛い振り付きで踊ってくれたのだからその破壊力は凄まじい。

前述のようにマスクしているので病み系っぽいのも曲にあっていて最高だった。

ではオーダーしたお客さんには特に何もないのかというと、ラスサビ前の間奏で指名したメイドさんがその人の席に行ってとびきり可愛い振り付けで踊ってくれるという特典が付いている。

皆楽しいけど、オーダーした人も不公平感がなくて良い。

また、ライブ前に「マジにゃんばくだん」というおみくじの箱を手に店員さんが回ってきてくれる。景品はけも耳カチューシャ、サイリウム等ライブを盛り上げる物となっている。

1つ気をつけたいのは、一切告知はされないがこれ有料である。しかも700円位する。(サイリウムは皆に配られていたかもで、無料だったかも)

筆者は全く知らなくて(むしろお前がメイドカフェについて知ってたことはあるのか?)、「へ〜皆にくじ引かせてくれるとか太っ腹やん」とか思っていたので、会計のときに少しびっくりした。

まあ普通に払ったが、読者の皆は注意されたし。

 

ライブを見終わってオムライスを食べ終わる頃には、メイドさんから「もうすぐ1時間ですよ〜」とお声がかかった。

もっといたければ毎時間ごとにライフを700払い続ける必要があるが、十分満喫したし良いタイミングだったので退店することにした。

会計は以下。

入国料60分:¥770

デミグラスソースオムライス:¥1,265

マジにゃんばくだん(くじ):¥684

計:¥2,719

 

全体を通して非常に楽しかった。3000円位なら全然満足できるクオリティ。

一世を風靡したメイドカフェという存在は、やっぱり支持されるだけの理由はあるんだなと感心しました。

まだチェキとかパフェ注文とかやってみたいことはあるので、もう一度は確実に行くと思います。それくらい楽しかった。

迷ってる人は一度行ってみると良いと思う。

おすすめですよ〜

 

さて、明日は12/07なので!!

alminum君の『ログ取りのススメ』です。

記事のリンクを貼っておきますので、ぜひ読んでください。

 

社会人になって学生時代を冷静に見ると、平日遊べたのとか超貴重だったのが分かります。学科の勉強はそこそこにしてなるべく色んなことに挑戦してみるのが面白いと思いますよ。

さて、老害の努めをしっかり果たしたところでここら辺で締めとします。

 

じゃあの〜